素材とサイズを重視
割れない骨壺を選ぶ際にはまず、どのような素材が使用されているかを重視しましょう。割れない骨壺として定番なのは金属で、ある程度の光沢を伴うのが特徴です。また、木材でできた骨壺も、しっかりした作りであれば割れることはまずありません。ただ木材は長い間置いておくとカビが生える恐れがあるため、早い段階での埋葬に適しています。もし、数年から数十年置いておくつもりであれば、金属を選んだ方が無難でしょう。そしてサイズ選びも大切で、宗派や地域によってどれだけのお骨を骨壺に入れるのかが変わってきます。その量をあらかじめ把握しておいて、容量が足りないということにならないよう注意しましょう。
陶器よりも耐久性のある素材
従来の骨壺は陶器でできているものがほとんどですが、陶器だと万が一落下させてしまったり、何かにぶつけてしまったりした時に割れてしまう恐れがあります。そういったリスクを考えて、耐久性のある素材を使用してあるのが割れない骨壺です。アルミやステンレスなどの金属を使用しているものが多く、高いところから落下させてしまったとしても、割れることはまずありません。一部が凹んだり、表面にちょっとした傷が付いたりする程度で済ませられるでしょう。
湿度にも強いものが多い
割れない骨壺は、お骨を長期間置いておくために使用することが多いです。そして、日本は湿度が高い環境なので、お骨にカビが生えるのを防がなければなりません。そのため、割れないお骨には、内部をしっかり密閉できるようになっている製品もあります。蓋が隙間なく閉まるようになっていたり、ねじ式でしっかり閉められるようになっていたりします。そういった骨壺を選択すれば、何回も蓋を開けたり閉めたりしない限り、内部は湿度が低い状態を保てるでしょう。